食中毒にご用心
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2020/07/30
* え・い・よ・う・掲・示・板 *
梅雨も明けて暑い日が続いていますね(;^_^A
連日気温30℃を超える日が続くとアレが起きやすくなります・・・そう
食 中 毒 
7月29日には宮崎県も食中毒注意報を県全域に発令しました。
食中毒菌の潜伏期間は数時間から数日間であることが多いですが、中には数ヶ月間潜伏する菌もいます。発症すると腹痛、嘔吐、下痢、発熱などの症状が現れることが多く、ひどい場合は脱水症状を起こして意識が朦朧としたり、合併症を発症することもあります。
ですので症状や状態に合わせて、きちんと病院を受診しましょう。その際には何を食べたのか、食べてからどれくらいたって症状が出たのかなどを覚えておくと原因を発見しやすくなります。
ここからは特に気を付けたい食中毒を4つ紹介したいと思います。
・カンピロバクター
・サルモネラ菌
この2つは宮崎県では特に注意が必要になります。
なぜなら・・・鶏肉や鶏卵に特に多い菌だからです!
鶏さしや地鶏のたたきなど、鶏肉を生食する宮崎の食文化は食中毒の危険性がとても高くなります。
宮崎県の方が食べて平気でも、他県の方が同じものを食べると食中毒を起こした などはよく聞く話しです。また、症状は出ていなくても保菌をしている場合があります。お仕事で料理を提供する方はもちろん、自宅で体の弱い方にご飯を作るひとも気を付けましょう。
カンピロバクターもサルモネラ菌もよ~く加熱すれば死滅する菌です。食べる際にはしっかり火を通すこと、お肉を切ったり触った調理器具でほかのものを触らない、またはきれいに洗ってから使用するなどの衛生を守っておいしく安全に食べましょう。
・ウエルッシュ菌
・セレウス菌
「火を通せば大丈夫!」
「2日目のカレーがおいしい!」
「冷蔵庫に入れていたから大丈夫!」
そんなことはありません!!!
ウエルッシュ菌もセレウス菌もいくら加熱をしても死滅しない菌だからです!
カレーやスープ、焼き飯やパスタなどはしっかり火を通す料理です。そのため火を通しているから安心と思われがちですがそんなことはないのです。
ウエルッシュ菌やセレウス菌などの食中毒はよくかき混ぜて加熱すること、すぐに食べない分は熱いうちに冷蔵庫で保存することで予防することができます。
食中毒の予防は付けない、増やさない、やっつけるの3原則!
*料理をする前後、ご飯を食べる前にはしっかり手洗いをする
*作ったものを放置しない、すぐに食べる、すぐに冷蔵保存
*料理器具や食器類の洗浄はしっかりと行う
衛生に気を付けておいしく安全に食事を楽しんでください(*´▽`*)