発熱外来
青葉店
2021/08/31
コロナの第五波はすごいことになっていますね。
もはやデルタ株というウイルスは、今までの新型コロナウイルスとはまったく別物のウイルスと考えていただいたほうが良さそうです。
とにかく、感染力がケタ違い。(; ・`д・´)
1年半コロナ対策をやってきて、感染対策が当たり前にできている世の中になったのに、この爆発的な感染者数の増加は、異常ですね。もはや人流制限では対処できなくなってしまいました。
私ども、医療人としては皆様にはワクチン接種をぜひともご検討いただきたいと思います。
さて、今回は、発熱外来についてです。
当薬局でも発熱外来の対応を行っております。一例として、門前のクリニックからの処方についての動きをご紹介いたします。
まずは、クリニックから発熱外来患者への服薬指導の依頼が電話で来ます。
簡単な患者の状況、患者様の車のナンバー(徒歩でのお越しの方は待機テントの番号)、携帯電話番号などを確認します。
そうしているうちに、処方箋のFAXが届きます。
薬局内から患者様にお電話をし、問診を行います。
県外への移動や県外者との接触はないか、周囲に同じ症状の方はいないか、今飲んでいるお薬、アレルギー歴、副作用歴、体調が悪くなった時期、現在の症状、などなど多岐にわたります。
飲み合わせの悪いもの、副作用歴などがある場合は、医師に問い合わせて薬を変えてもらうこともあります。
服薬指導も電話にておこないます。できるだけ患者との接触を避けるためです。
そして、いよいよ薬局の外で防護服を着用します。
ざっとこんな感じです。
よくテレビとかででるあの感じです。
着用したら、発熱外来待機場へ向かいます。
待機場へ行くと、医師も看護師も防護服を着用しているので、正直、誰が誰だか分かりません。(;゚Д゚)センセイデスヨネ?
医師と看護師は次の方の診察をしたり、PCR検査のための検体をとっているので、ここは、防護服が行ったり来たりしています。(((((`・ω・´)
薬剤師は、電話投薬を行った患者の元へ行き、本人確認を行い、補足説明をしながらお薬をお渡しします。
投薬が終わったら、まず消毒して脱衣(脱ぎ方、脱ぐ順番もあります)。そして再び消毒。
防護服を着用している時間は10分程度なのですが、この時期はサウナ状態です。
学生時代、カッパ着て自転車通学していたら、雨で濡れているのか、汗で濡れているのか分からないビッショビショ状態・・・あれを思い出させます。
薬局に戻ったら、しっかり手洗いしてまたまた消毒。いただいたお薬代は紫外線照射機に入れて全て殺菌します。
そんな感じです。
今は、家族内感染も増えています。
なかなか、家の中でまでマスクしないのが実情のようです。
「もしかして私、コロナかも」と思ったら、できるだけ早く発熱外来を受診されてください。