自宅療養者への薬剤交付支援
青葉店
2022/02/28
なかなか治まらない新型コロナウイルス。
第5波のときのあのストーン!と落ちた感染者数はなんだったのでしょうか。
第6波のしぶとさたるや・・・
毎日宮崎市内も3桁キープで新規感染者が増え続けています。
さて、
今回は、薬局がコロナ禍で行っている事業のひとつ
「自宅療養者への薬剤交付支援」についてお話します。
コロナ陽性となった患者さん(>_<)
病院は重傷者の受け入れに特化しているため、
症状の軽い方は、自宅や、宿泊施設で療養してます。
自宅療養にしている方々は、当然お薬は必要になりますが、当然外出して病院に行くことはできません。
そこで登場したのが、薬局から自宅療養者への「薬剤交付支援」です。
流れとしては、
まず医師が自宅療養中の患者さんに電話診察等を行います。
診察後、病院から薬局に連絡が入り、処方箋がFAXで送られてきます。
処方箋に「CoV自宅」「CoV宿泊」などと書かれていたら、新型コロナ陽性患者への処方の合図になります。
ちなみに「CoV」とは「Co」→コロナ 「V」→ウイルスのことです。
そして患者さんにお電話します。
電話での問診により、現在の症状や副作用・アレルギー歴、併用薬などを確認します。
もし、飲み合わせなど問題があれば、医師に確認を行います。
更には
一戸建てかマンションか
マンションならオートロック式か
駐車場があるかどうか
なども確認しておきます。
こうして、処方内容が確定したらお薬を調整し、いよいよ患者さん宅へ出発です。
患者さんの家に到着しても、基本、患者さんと直接面会しません。
ドアノブやポストにお薬を置いて一度その場を立ち去ります。
車に戻ったら、車から患者さんに再びお電話し、我々はちょっと離れたところから患者さんが受け取るところを確認します(違う家に届けることを防ぐため)
お薬が患者さんの手元に届いたところで、今回のお薬の説明を電話で行って終了です。
基本的にコロナはお休みがありません。日曜祝日関係なく依頼があります。
皆さまの1日でも早い回復をお祈りしております。
注意)
薬局からのお薬のお届けは、新型コロナウイルス感染者に限ったものではありません。ごく一部です。
当薬局の車を見かけても、新型コロナウイルス対応ではないケースの方が多いので、なにとぞ誤解のないようよろしくお願いいたします。